2、3年ほど台所に放置してた赤ワインを飲んでみたところ、もはやワインとは思えない味になってしまっていた。暗所とはいえ、やはり冬10度以下、夏30度以上の寒暖差がいけなかったのかもしれない。
そこそこのお値段のワインが残っていたので、救済措置としてワインセラーを用意することにした(もう手遅れかもしれないが)。以下のような内容を選考のポイントにした。
1)小さいこと=そんなに入らなくていい
とりあえず今無防備に保管されているやつらと、プラスで何本か保管できればいいので、15〜20本くらい入ればいい。
2)太目のビンが入ること(ブルゴーニュとか)
ワインは生産国だったり地方だったりでサイズ(胴回り)が異なる。救済対象のワインにブルゴーニュがあるので、入りませんでした、とならないように。
3)ちゃんと冷えること
コンプレッサー式とペルチェ式とあるようで、ペルチェ式は外気温に引っ張られることが多い、といった記事があったのでコンプレッサー式。コンプレッサーの騒音が気になったが、台所に置くからまあいいでしょう。
4)赤ワインだけ冷やせればいい
白ワインは冷蔵庫に入れてしまえばいいので、赤ワインを14度くらいで保管できればいい。
結果、選んだのはさくら製作所 SAB-50G-PB
参考URL: https://sakura-wks.com/furniel/index.html
幅380mm × 縦704mm × 奥行476mmと小スペース設計で、ゆったり入れると12本、ラックを一枚にして重ねて入れる、などすると、20本入る(らしい:やってない)。設定可能な温度範囲は5度〜20度で、9cmのビンも問題なく収納できる。
半年ほど使用してみた感想は、
・夏14度の設定で13度〜15度の表示(いい感じだと思う)
・冬14度の設定で11度〜15度の表示(温めるのは苦手?)
・ブーン、といった気になる騒音はなく、時折「カラン、コロン」みたいな音がする
ちなみに一番上の左から2本が3、4年過酷な環境に置かれていたやつ。さて、ちゃんと復活してくれるだろうか。そもそも、復活ってするのだろうか。