BUFFALO DVR-W1/2.0Tのディスクが心もとなくなってきたのでSeagate BarraCuda 8TBへの交換にチャレンジ

「見たら消す」という運用をするつもりだったがなんだかんだで残しているものがあり、残り20Hしか録画できなくなったのでディスクの交換に踏み切った。BUFFALO DVR-W1は画質が選択できないため「30分=約3GBのディスクを消費」を変えることができず、延命措置はできない。

注意:本記事は個人的なチャレンジの記録であるため、何かを保証するものではないことをご留意いただきたい。

新しいディスクに交換

Seagate BarraCuda 8TB

本体の2TBと外付けの4TBで運用していたので、いったん本体のデータを外付け4TBに移し、本体の2TBは空っぽの状態にしておいた。

本体のカバーは背面のネジを外せば簡単に開く。当然、開ける前に電源ケーブルを含め全てのケーブルを外し、B-CASカードも抜いておく。

元のHDDはWD 2.0

HDDの初期化

HDDを8Tに交換して元の通りに戻し、メニューから「ハードディスクの初期化」に進むと・・・

これには正直まいった。HDDケースを買って外付けとして活躍してもらうか、いや本体で初期化ができないんだから外付けにしたって初期化できないだろう・・・と苦慮していたら、HDDではなく本体自体を初期化するとHDDも初期化されるという記事を見つけたのでやってみた(本体を初期化すると録画予約などのデータは全て消えることに注意)。すると・・・

やった。初期化に3時間以上かかった。

動作検証

試しに外付け4TBに移しておいた3GB程度のデータを本体8TBに戻してみた。洗濯やら掃除やらを済ませ戻ってみると、終わっていない。3GBならば2、3分で転送できるはずである。おかしいと思い画面をながめていると・・・

約15秒間の転送状況

残り約43分、35分、1時間・・・と、まったく転送が安定しない。これはおかしいと思い中止したが、中止にもかなり時間がかかった。もう一度、今度は12GBくらいのファイルを移してみると・・・

通常7、8分のところ、118時間。録画も試してみようと思い、同じ時間帯の番組A、Bを録画し(2番組同時録画)、その状態でAを追っかけ再生してみると、本体の操作がかなり不安定になり(リモコンが効かなくなる、など)、録画された番組はブツブツ切れてしまっていた。もちろん2TBのときは本体の操作も追っかけ再生も録画データも問題なかった。

ディスクの問題か本体に8TBのディスクを使用したためか原因は不明だが、原因がどうであれ完全にNGである。やむなく以下のようにすることにした。

・本体はこれまでの2TBのディスクに戻す
・外付けHDDケースを買って8TBは外付けとして使う

HDDケースはORICOというメーカーの3.5インチHDDケースにした。3.5インチなので「要電源ケーブル」なところは仕方がない。結果、外付けで8TBを使うぶんには全く問題なかった。転送も30分=約3GBで2、3分と、これまで通りである(本体→外付けへの転送も外付け→本体への転送もOK)。

ポイントまとめ

基本的に対応しているディクスは4TBまで(本体、外付けとも)。

ただし本体のディスクは「本体初期化」で8TBのHDDも初期化できる。

よって4TBオーバーのディスクを使うときは「本体初期化」をともなうHDD初期化が必須。

4TBオーバーのディスクを外付けで使うときも一度本体に設置し「本体初期化」が必須。

ちなみに「本体初期化」すると録画予約などのデータが全て消える。

本体に大容量のディスクを使うと機器自体が不安定になる(かも)。

外付けに大容量のディスクを使うのは問題なし。

結論

まあ、めでたしめでたしとしよう。